mashikuf's hobby blog

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bft_bloom_g_140.jpg最初にこの花屋『In Bloom』をブログに記事として載せたのが昨年の6月、Brick Fan Town設置から実に9ヶ月。そして今回のエピローグ記事がそこから更に9ヶ月…。と、まったくもって流れを全く無視した超スローモーな進行ですが、皆さん如何お過ごしでしょうか?(汗)

さて、今回は『In Bloom』の隠れステージ、Brick Fan Town設置に参加したメンバーでもほんの数人しか知らない、この花屋に隠された驚愕のエピソードを語りたいと思います…。


【In Bloom】
親子3代続いている、街中で唯一の花屋。
古いアパートメントの1~2階を改装して店舗として使用、3階はそのままに、賃貸用として3部屋提供している。
パラディサ通り中央分離帯や、街中に多数あるカフェ等、定期的に納品し経営は安定している。
現在は3代目のコートニーが、夫カートの忘れ形見である一人娘のフランシスを女手一つで育てながら店を切り盛り中。夫のカートは、骨董屋で手に入れた革のジャケットと、玩具店で購入したおもちゃの光線銃を持ったまま、ある日失踪。行方知れずとなって14年の歳月が経っている。
3階の住人は、北東の青い部屋には、海賊広場に勤めるジョン・フルシアンテが居住。若い頃はかなりヤンチャだったらしいが、今はとてもクリーン。
南東の白とピンクの部屋には、向かいのカフェに勤めるエディ・リーダーという女性。たまにストリートで歌っているらしい。
西側の日の当たらない裏庭にベランダのある暗い部屋には、マッドサイエンティストと住人らから揶揄されている、スティーヴ・アルビニ氏が住む。以前は遺伝子工学の権威で高名な学者だったらしいが、ある事件を切っ掛けに学会を終われ放浪者となり、ある日、この花屋の前で行き倒れている所を介抱され、3階に住むようになったとの事だ。
今は、コートニーら花屋への恩返しの為に、店が恒久的に繁盛するような花の交配についての実験を繰り返していると言われているが、その真偽のほどは定かでは無い。
※以上、BRICK FAN TOWN 観光協会@wikiに記載されている内容と同一のものです。

【エピローグ】
「最近、あの人、変じゃない?」
そうエディに聞かれると、伝票の整理していた手を止めることなくコートニーは
「前から変よ。ここに来た時からずっと変。ただ悪い人では無いけどね」と応えた。
 確かに見た目はこの街の人々に比べれば一風変わった雰囲気だけど、確かに誰とも口をほとんどきかないけれど、確かに極端なベジタリアンだけど、決して悪い人じゃない。おばあちゃんもそう言っていた。人見知りの激しい、娘のフランシスだって、あの人には何故か懐く。
 何より、3階に住み始めてから毎日のように店の為に研究をしてくれている。それも無償で。その研究が完成した暁には、今まで見た事も無いような色とりどりの花を咲かせ、驚異的な早さで成長し、それはもう夢のような花が出来るらしいのだ。誰にも迷惑は掛けていないようだし、今はもう少し様子を見ても良いのでは無いか…。コートニーはそんな事を考えながら白紙の伝票をめくっていた。

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「よし、あとはこのフィトンチッドエキスを0.5ml加えれば…」
スティーヴはこの研究に全てを捧げていた。瀕死のところを救われ、身元も分からないよそ者の自分をここに住まわせてくれた、コベイン家の人々に恩返しをするのは勿論の事、研究所から自分を追いやった連中に一泡吹かせてやろうという思いが強かった。これさえ完成すれば…。
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結果を焦るあまり、長い間の不摂生、不眠不休で彼の身体はボロボロだった。
最後に加えるべき1滴の量を誤ったとしても不思議は無い。
「あちちッツ!」
想定以上のエキスを加えた培養液は強烈な熱を帯び、スティーヴは溶液の入った瓶を落としてしまった。瓶からこぼれた培養液は、古びて穴の開いた床の隙間から階下へと落ちて行った…。そして、それは1階レジ裏の倉庫にあるサンスベリア・シリンドリカの真上に、静かに、しかしたっぷりと降り注いでいった。
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 倉庫の中はもうもうとした白い煙に覆われ一寸先も見えない濃い霧の中にいるようだった。普段は動く物は無い筈のこの場所で、かつてサンスベリア・シリンドリカであったその“葉”は、インド象の鼻のような優雅さと力強さで梱包用の段ボール箱を軽々と叩きつぶし、背伸びをするように自らの“葉”を勢い良く伸ばしていった。1本の“葉”は扉をくぐり1階の店内へ、そして2本目の“葉”は天井を激しく突き破り2階の事務所へと、理由の無い“飢え”を満たす為に、まるで人に匂いが分かるかのように獲物を求めて静かに這っていくのであった…。(終)
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凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹


え~、レゴらしからぬ重たい雰囲気の結末でしたが、如何でしたか?(^_^;)
これは当初、花屋を作る事を思いついた時点からのアイデアでして、つまりは自らのレゴ作品全ての底辺に流れるテーマといいますか…(笑)
それは、何と言うか、一見ポップでカラフルでかわいいレゴで、レゴの持つその商品性とは真逆のテーマを盛り込むという、実にありきたりな(^_^;)発想なのでした(笑)
勿論、ヴァセリンズや少年ナイフを愛したカート・コバーンのポップマニア魂にも敬意を表して。

かわいい花屋の裏側で実はこんな大変な事が起こっていたとは…!

と言っても、会場を見に来られたお客さんは勿論のこと、参加メンバーも設置中は他の人の作品を見る余裕は無く、ましてや中身までじっくり見る、なんて事は不可能な現場だったので、この日までこの事実を知る人はほとんどいませんでした(笑)
唯一、お隣のデリカテッセン担当のケルアックさんのみ、制作中にデリカテッセン側から壁に穴を掘っていったら花屋の倉庫にモンスターサプライズドユー!みたいにしようか、などと打ち合わせをしていたので、この“花屋の秘密”を知っていたのです。
今回のBRICK FAN TOWNではミニフィグは原則ニッコリちゃん!、車は4幅にドア+人が乗れるのが必須!などなど厳しい規制(?)が敷かれていましたが(^_^;)、反面、建物の内装を作るのは強制では無く、また作ったとしてもその中身はお客さんには見えないので、言ってしまえばどんな事をしても自由…という前提でして、こういった理由からもちょっとした遊び心として詰め込むだけ詰め込んでみました、というのが事の全貌であります(笑)
唯一、惜しむらくは…余りに長く引っ張り過ぎた(わざとじゃ無いンですが…ははは)ので、インパクトが全く無くなってしまった事でしょうか?(^_^;)

それでは、皆さん、さよなら、さよな

Brickshelf Galleryにてボーナス・ステージ(笑)の画像が全て見られます。


















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まとめ

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